パッシブエアコン ~施工編~ No.2
藤枝市A様邸 新築工事
現場日記
今回は、施工についてご紹介いたします。
パッシブエアコンは 床下を温風が流れる為、基礎断熱施工を採用しています。
断熱材を裁断して、床下に張っていきます。
小屋裏で温められた空気が、ダクトを通して床下に送られます。
小屋裏にエアコンが設置されます。
空気がダクトでいろんな方向に流されます。
まっすぐのダクトで、床下に流されます。
A様邸は、はしごユニットで小屋裏に上がれるようになっています。
天井の吹き出し口
いろんな所に、何カ所もあります。
天井の吸い込み口
いろんな所に、何カ所もあります。
床の吹き出し口
こちらも各部屋ごと設置されています。
吹き出し口の必要が無い夏は、ゴミが入らないように塞ぐこともできます。
LDKに設置したリモコンで、運転切替え・温度の設定・場所の設定・風量の設定といろいろな設定ができます。
寝室にも簡単なリモコンが設置してあります。
このように、パッシブエアコンはとても快適です。
ただ、床暖房や全館空調の快適さをパッシブエアコンだけに頼っていては本末転倒です。春や秋など気持ちの良い季節は窓を開け放ち、夏や冬も風や陽射しを積極的に採り入れ、五感で心地よさを味わいたいものです。パッシブエアコンはパッシブデザインの家で、パッシブな暮らしを支えるエアコンです。
パッシブデザインの家は、快適性と省エネ性を高次元で両立します。