水漏れ NO.1 ~洗面台シャワーホースの水漏れ~
水漏れで一番多いご相談が「洗面台のシャワーホースの水漏れ」です。
シャワーホースは15年以上すると、ほとんど使っていないお宅でもホース劣化の為シャワーホースの亀裂が考えられます。
知らないでいると床がビショビショになり、洗面台の底板がダメになってしまいます。
そんな事例を紹介いたします。
事例①
水漏れに気が付かなかった為、底板が水を含んでしまっています。
シャワーホースは、サービスの方に交換してもらいました。
底板にベニヤを張りました。まだ少し濡れているので、乾いてから物をいれてもらうように伝えました。
事例②
こちらのお宅は水漏れに長い間気づかれなかったようで、少しひどい状態です。
底板を剥がして、構造用合板を張りました。
事例③
こちらのお宅も底板がひどくなっていました。
やはり傷んだ部分を取って構造用合板を張りました。
事例④
タンクの水が だいぶ溜まって水がこぼれたようです。
溜まっている水をバケツにとりだします。
このお宅は早く気づかれて被害はなく、シャワーホースの取替えだけで済みました。
このようにシャワーホースの劣化により、亀裂が入り水が漏れます。
漏れた水がタンクに溜まります。
タンクがいっぱいになり、あふれ出します。
気付かないでいると、洗面台の中が水浸しになってしまいます。
そこで、定期的にタンクに水が溜まっていないか確認していただきたいです。
そんなに水が溜まるものではないので、水受けのタンクに水が溜まっていたらシャワーホースの亀裂が考えられます。
図で説明するとこんな感じです。
洗面台を設置後、10年以上経過したら時々確認してください。
被害は未然に防ぎたいですね。