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この冬やってみよう!太陽の光(日射熱)で家を温めるコツ①

木・パッシブデザインの話

こんにちは!!ヤマタケ建設の竹田陽平です。

今回はなるべく暖冷房設備に頼らず快適に生活するポイント、太陽の光(日射熱)で家を温めるコツについてお話します。

 

以前は夏、いかに陽射しを遮り(冷房を使う時期)涼しく過ごすかというお話をしました。

夏の陽射し対策のお話はこちら>>

「陽射し対策編①」 「陽射し対策編②」

 

今回は、少しでも多く太陽の光を取り込み、冬(暖房を使う時期)を温かく過ごすかという内容です。

 

皆さんは太陽の光にどれくらいのエネルギーがあると思いますか?なんとそれは掃き出し窓一か所(約4㎡)で、一般的な電気ストーブ2台分以上です。太陽が出ていれば、そのような大きなエネルギーを無料で手に入れることが出来るのです。家を温めるのに使わない手はありません。

     

 

それでは、明日から誰でも簡単に実践できる効率的に太陽の光を取り込む方法をご紹介します。

① 南面の窓のカーテン、障子、雨戸は日中太陽が出ている間は開けっ放しにしておく。

② ①で開けたカーテンなどは陽が沈んだら(窓に太陽の光が当たらなくなったら)すぐ閉める。

です!!

 

まず①ですが、カーテンや障子や雨戸は太陽の光をカットしてしまうので日中は開けてください。少しでもダイレクトに太陽の光を家の中に取り込むことが大切です。

そんなことしたら家の中が丸見えになっちゃうよー!!という方は、南面の2Fの窓など防犯やプライバシー上問題ない範囲で構いませんので実践してみて下さい。

     

   太陽の光がある時間は雨戸をフルオープン

続いて②ですが、太陽の光が当たっているうちは全開で取り込み、当たらなくなったら今度は①で得た太陽熱を家の中から逃がさないようにするのが大切です。そこで雨戸も含めて閉められるものはすべて閉めましょう。こうすることで窓から逃げる熱を最小限にすることが出来ます。このことはエアコンやストーブなどの暖房を使用する場合においても非常に有効になります。

     

   カーテンを開けて太陽の光を取り込む 

番外編ですが、庭の植木などの影が南面の窓にかかっている場合は、剪定をしてなるべく陽射しが直接窓に入るようにしましょう。また夏に付けたスダレがそのままなんてこともないようにしてください。笑

 
     
     落葉樹は夏は葉が陽射しを遮り、冬は葉が落ち陽射しを取り込む

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