新築工事 ~外壁・枠工事~
藤枝市のM様邸新築工事が進んでいます。
外壁の中塗りが終了して『そとん壁』が塗られました。
発泡スチロールのコテで塗っていきます。
趣のある外壁です。
綺麗に塗られました。
以前のブログで『そとん壁』についてお知らせしました。参考にしてください。
1階の外壁は『焼杉』を張っていきます。
焼杉を外壁材として使うメリットは、なんと言っても耐久性が高いことです。
炭が腐ったという話はなかなか聞かないように、炭化した状態であれば、木材は菌類が繁殖するために必要な養分がない状態なので、優れた耐久性を発揮します。外壁が雨風にさらされないように、軒を深く出してあげるなどの設計士の配慮はもちろん必要ですが、職人さんの経験から、30年以上ノーメンテナンスで維持できる外壁材なのだそうです。しっかり焼き込んで、炭化層の厚いモノであれば50年以上もちます。さらにはノーメンテナンスで100年もっている建物もあり、非常に耐久性に優れたコストパフォーマンスの良い建材だと言えます。
見た目もサイディングにはない、味わい深い風合い・佇まいになるという点も大きな魅力です。時間が経ってくると、表面の炭化層が少しずつ剥がれ、色が白っぽくなってくることがありますが、自然素材ならではの経年美化を楽しむことが出来、住みながらより愛着が湧く住まいになるのではないかと思います。
ただ、触ると黒く汚れるのと、自然素材なので反ったり割れたりということはあります。
上が『そとん壁』下が『焼杉』と、趣のあるお宅になりました。
以前『焼杉』で、焼き鳥屋さんの店舗を施工させていただきました。
特長のある建物ですね。
内部は大工さんが枠の加工を終え、枠の取付けに入っています。
だんだん完成に近づいています。
引き続き工事の様子をお知らせします。